今回は果実感たっぷりのスペシャリティコーヒーを活かした「Melting Iced Coffee/メルティングアイスコーヒー」のレシピをご紹介いたします。
アイスコーヒーも色んな抽出方法がありますが、ドリップで落とすとやっぱりホットのドリップと比べるとフレーバーやアロマが弱くなってしまいます。
そこでスペシャリティコーヒーらしい濃度感を序盤に堪能しつつ、氷を溶かしながら最後は爽やかスッキリと一杯を終えられるようなレシピを考えてみました。
淹れ方一つ、視点一つで大きく楽しみ方が変わるのがコーヒーですよね。
今回は浅煎り〜中煎り推奨のアイスコーヒーレシピです。
この記事を書いたスペシャリスト
SCAJ-Roast Masters Team Challenge2021にて、史上初のダブル受賞。
審査員特別賞1位🥇オーディエンス賞1位🥇
3年間のオーストラリア留学を経てコーヒーの道へ。
日本スペシャリティコーヒー協会(SCAJ)認定コーヒーマイスターで、焙煎士として大会日本一の経験
現在は「日向珈琲」のメインロースターとして、コーヒー豆の仕入れ、焙煎、抽出、デザインまで全て一貫して行なっております。
従来の焙煎とは全く異なる革新的な焙煎手法「GAP ROAST」の確立に力を注いでいます。
GAP ROAST|ギャップローストとは
用意するもの
コーヒー器具
材料
- コーヒー豆/粉 15g(中細挽き推奨)
- お湯 100ml(90℃推奨)+リンス・お湯通し用
- 氷 100g以上
今回使用したコーヒー豆
大人気の「コロンビア・エルパライソ・アナエロビック・ライチ」のセカンドストーリー「ライム」。
一度飲んだら虜になるエルパライソ農園のコーヒー豆は、フレーバー、アロマともに感動と衝撃があります。
日向夏を絞ったような爽やかなフレーバーとアロマ。
まるで海沿いでレモネード飲んでいる爽快な気分にさせてくれます。
初めてのアナエロビックファーメンテーションのコーヒーとしてもオススメのロットです。
淹れ方|How to brew Melting Iced Coffee.
大まかな時間と湯量の目安
【1投目】00:00-00:30 30mlのお湯投入。蒸らし
【2投目】00:30-01:00 45mlのお湯を追加投入。
【3投目】01:00-01:30 25mlのお湯を追加投入し、落としきり。
①リンス・お湯通り
ゆっくりとフィルター越しにドリップにお湯をかけ、十分に温めてあげましょう。
②コーヒー粉と氷を入れる
粉と氷をセットしてあげましょう。コーヒーの粉の真ん中にポケットを作ってあげると蒸らしがやりやすくなります。
③蒸らしをする
30mlのお湯をコーヒーの粉に満遍なく落とし、30秒待ちます。
④優しくドリップする
蒸らし後の一湯目は、ゆっくりと45ml(合計75ml)注ぎ、タイマーが1分になるまで待ちます。
1分経過後は残りの25mlを1分半までじっくりと落としてあげましょう。
⑤ドリップを落としきる
1分半を目処に落としきったら、スケールの中のコーヒーを軽く回して攪拌してください。
最後にグラスなどに注いで完成です。
Melting Iced Coffee/メルティングアイスコーヒーの楽しみ方
名前の通り、氷を溶かしながらゆっくりとフレーバーの移りゆきを楽しむのが醍醐味です。
前半には、明確な果実感をしっかりとした濃度でフレーバー楽しんでください。
次第に溶け出す氷で爽やかで心地いいアフターテイストに変わっていきます。
穏やかな休日やお仕事後のゆっくりとした時間に、ぜひ楽しんでもらいたいレシピです。
アイスコーヒーにオススメのコーヒー豆
その他、お店でオススメのアイスコーヒー用のコーヒー豆をピックアアプしておきます。
水出しは浸しておくだけで簡単にできますし、その他ギャップローストシリーズはどちらもオススメです。
衝撃のフレーバーを体験してみたい方は、El PARAISOのセットが間違いないです。
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